すべての行動には理由がある。

トイプードルのしつけには、テクニックはいりません。
すべての行動には理由があります。

トイプードルのしつけは大きく分けて2つあります。
行動を観察し「しつけを行わないといけないもの」と「時間が解決するもの」の二つです。
時間が解決するものは、慣れるまで、ひたすら待つというこうです。
例えばお迎えして間もない仔犬は鳴きますが、慣れるまであまりかまわず無視していると、1週間程度で慣れ、鳴かなくなります。
このように、成犬になると自然に治るなどの時間が解決するものと、しつけが必要なものを見分けることから始めます。

しつけで修正できるものは、犬の行動の理由を考え、それに応じてしつけを行います。
なぜ、このよな行動をとるのか?どのようにしつけをすると修正できるのかを、それぞれの課題や個性に応じて、しつけの方法とやり方を変えて行います。
ここでは、具体的にどうするということではなく、基本的なしつけの考え方を参考にしてください。


最初から100%クリアするしつけはありません

時間が解決するものや、仔犬だけの特徴など成犬になると治るものについてはここでは除外しますが、その見極めを行うためには犬の行動を観察し、なぜそのような行動をするのかを考えます。
理由が判明したら、しつけを行えば修正できるのか、時間が解決するものかを判断してください。
修正できると判断したらしつけをどのように行うかを考えます。
しつけはプロでなくても、考えて行えばだれにでもできます。
間違ってはいけないのは、最初から100%修正するようにしつけを行って断念することです。

考え方として、目標が100%を目指すとしても、最初から100%のしつけを行ってもうまくいかない場合が多い。
そのため、100%できるまでの過程を細かく区切り、複数のクリア段階を決めて段階的にしつけを行います。
できるだけ難易度が低くし、クリアできるように時間をかけて確実に階段を上り、最終目的まで到達できるのがコツです。

飼い主さんのタイプとしては、大きくわけて3つあります。
1.犬の気持ちを考えないで、人間の都合でしつけを行おうとするが、根気がなく続かないタイプ。
2.書物などの知識だけで、しつけを行っているタイプの人は、応用がきかないため知識にないケースが出てくると、挫折してしまう。
3.犬の行動の理由を考え、対処する飼い主さんは、柔軟で応用力があり課題を見つけ解決できる能力がある。

あなたが、どのタイプの飼い主さんになるかで、犬の運命も変わるのです。
犬は言葉を話せないため表情や、行動で示します。
飼い主さんは、言葉をしゃべれない犬だからこそ、表情や行動を観察し感情を理解することが必要なのです。
また、それが生き物と暮らしていく楽しみでもあることを忘れないでください。
犬と人間とのお互いの気持ちを確認し、しつけが必要な場合は、お互いに努力して解決していくことができれば、最愛のパートナーになることができるでしょう。
しつけは難しいものではなく、人間と犬との絆を深めていくものなのです。

目は口ほどにものを言う

しつけを行う場合は、目を逸らしてはいけません。
目を見ながら、口でどのようにしてほしいかを熱く語ることが重要です。
もちろん言葉は分かりませんが、人間の熱意や発するエネルギーを敏感に犬は感じとるからです。
真剣に目を見詰められて、「声」「合図」「ボディタッチ」で教えられると犬はその気迫に圧倒され従順に従うようになります。
いたずらをして見付かったときなどは、「しまった!」という目をしていますよ。
その場合はあまり叱らないで、「いつも見てるからだめだよ」といいながら指を指すだけでも効果があります。
このようにしつけのときだけではなく、体調なども目をみることにより感じとれます。

「目は口ほどにものを言う」といいますが、大抵のことは目をみていれば分かるようになりますので観察してみてください。
こういう目をしているときは、このような行動をするなど事前に分かるようになるから不思議です。

しつけとは、犬との絆を深め、心を通わせ行う共同作業です。