トイプードルの初めてのヒート(生理)

犬の初めてのヒートは、8ヶ月〜11ヶ月ぐらいですが、トイプードルの場合は少し違います。
経験上では、初めてのヒート(生理)は生後11ヶ月〜15ヶ月ぐらいで少し遅めです。
生後12ヶ月でのヒート(生理)は早いくらいで、通常は14ヶ月ぐらいが平均ではないでしょうか。
参考にJKCでは生後9ヶ月1日以上で交配が可能ですが、最初の交配は避けてください。
身体が出来上がっていないと、死産や、誕生しても育たないことがあるからです。

トイプードルのヒート(生理)の周期

ヒートの周期は6ヶ月周期が通常ですが、トイプードルの場合は6ヶ月〜8ヶ月と周期的にも遅いことが多いです。
ヒート(生理)の周期は妊娠中も含まれますので、出産してから4ヶ月後は通常の生理の周期となります。
生理の期間は13日前後まで出血が見られ、陰部が大きく腫れてきます。
交配をお考えの方は通常はヒート(生理)後11日〜13日前後に交配を行いますが、いつから始まったかは発見するまでにずれがあるため、発見してから2日〜3日を加算し交配してください。
この場合、陰部が大きく腫れ、出血の色が薄くなる頃に、交配を行うといいでしょう。
ヒート発見から8日目、10日目、12日目に交配すると妊娠する確率が高くなります。

スメア検査

交配前に排卵日を確認するには、動物病院でスメア検査を行ってもらいましょう。
スメア検査は、排卵日になると増える細胞の数を見る検査であり、2回ぐらいは行う必要があります。
この検査を受ける場合は、生理後9日、11日頃に行います。
ここで問題は、いつ生理が始まったかですが、出血が薄かったり、舐めてしまって分からない場合がありますので
陰部の大きさである程度判断するといいでしょう。
トイプードルのスメア検査